【剣盾S30シングル最終6位】ノーウエポンルギアのTOD日和
【前置き】
はじめまして、ブースター愛好家を名乗っているものです。
今回剣盾s30シングルバトルにおいて、最終6位という結果を残せた記念に初めて構築記事を書かせていただきます。
稚拙な文章でお見苦しいところもあるかもしれないですが、最後まで見ていただけたら幸いです。
※略称や対戦用語を多様するため分かりづらい部分もあると思いますがご了承ください
【構築経緯】
まず最初に、伝説環境で愛用していて使い慣れているルギア+ラッキー+ドサイドンのステロ展開を軸に考え、そこから取り巻きのポケモンを考えていきました。
もう一枠の禁伝を考えるにあたって、ラッキー,ルギアが非ダイマックス前提の型であることから、ダイマックス性能が高く、またルギアが苦手なゼクロム,Bキュレム,ちょうはつ持ちに強く出れるゼルネアスを採用することに決めました。
次に、相手のステロ展開でルギアのマルチスケイルを潰されるのが非常に厄介だったため、大抵の型のカバルドン・ラグラージを相手の考慮外からワンパンでき、初手ダイマで荒らした後にD,S上昇をルギアにバトン出来ればそのままルギアでTODを狙っていける特殊珠ダイマアタッカーのバシャーモを採用。
最後に、ここまででキツめな日ネク絡みに強めに出れて、さらに、今シーズン一定数いたタスキ霊獣ランドロス+スカーフ黒バド+ザシアンの並びを一体で崩せる可能性のあるドラパルトを入れて構築が完成しました
【個体解説】
1.ルギア@たべのこし
特性:マルチスケイル
性格:ずぶとい
技構成:でんじは/ふきとばし/みがわり/じこさいせい
実数値(努力値)
213(252)-×-200(252+)-×-175(4)-130
伝説環境における最強の受けポケモンであり、最高のパートナー。
この構築においてザシアンを受けれるのがこのポケモンしかいない為、ザシアンからの被ダメを少しでも抑えるためHB特化。持ち物は砂,霰下でもマルチスケイルを維持できるようにするのと、でんじは+みがわりと相性がよくじこさいせいでマルチスケイルを復活できる範囲が広がるたべのこしを採用。
技構成は回復技のじこさいせい、じこさいせいと合わせてアドを取りにいけるでんじは、積みポケモンに対して撃つふきとばし、毒や麻痺を防ぐためのみがわりでほぼ完結。ノーウエポンのため単体ではなにもできないが、初手ダイマやステロで数的,体力的有利を取れた際の詰ませ性能は非常に高く、もっとも信頼しているポケモン。
耐久力は異次元の一言で、後出しからザシアンを受け切れたり、みがわりを貼った状態でじこさいせいでマルスケが復活すると、生半可な攻撃ではみがわりが割れないので、ステロをまいたあとルギアでふきとばしを撃つ際はでんじは+みがわり+じこさいせいで相手の麻痺待ちをするなどしてできる限りみがわり+マルチスケイルが残った状態で撃つことを意識してました。
選出率はほぼ100%で文句なしのMVP
2.ゼルネアス@パワフルハーブ
特性:フェアリーオーラ
性格:ずぶとい
技構成:ジオコントロール/ドレインキッス/ムーンフォース/ラスターカノン
実数値(努力値)
219(140)-×-161(252+)-165(116)-118-119
前シーズン最終1位の型が使ってた、ジオコン+ダイスチルでザシアンのきょじゅうざん+でんこうせっかを耐える調整のゼルネアスのSを落としてCに回しただけの型。
特に語ることのない強さではあったが、きあいだま無考慮で受けに出てくるたべのこしナットレイが無数にいたので、フェアリー技一枠をきあいだまにすべきだったかもしれない。
特性:ハードロック
性格:いじっぱり
技構成:じしん/ロックブラスト/ステルスロック/メタルバースト
実数値(努力値)
222(252)-211(252+)-150-×-76-60
伝説環境になる前から共に戦場を戦い抜いてきた仕事人。
①アタッカーのイメージが強くちょうはつをほとんど撃たれない
②タスキメタルバーストで1匹倒した後にそのままルギアでTODを狙っていける
この2点が他のステロ撒きポケモンにはない魅力だと感じ採用
努力値はタスキまで削れた際のメタルバーストのダメージを最大限引き出しつつ、アタッカーとしても機能できるようにするためにHA特化。
ほぼどんな相手にもステロorメタバで仕事ができ、安定感の非常に高いポケモン。これからもお世話になります。
4.ラッキー@しんかのきせき
特性:しぜんかいふく
性格:ずぶとい
技構成:タマゴうみ/うたう/ステルスロック/ちきゅうなげ
実数値(努力値)
326(4)-×-62(252+)-×-157(252)-70
第2のステロ撒き要員+汎用受け枠。努力値は耐久効率最大のBD特化。
TODを狙っていく際にこのポケモンがいるだけで体力割合に余裕ができる偉い子。ちきゅうなげの枠をあまえるにしたノーウエポン型も考えたが、流石に構築に2体ちょうはつで完全に止まるポケモンがいるのは弱いと考えこの技構成。
うたうに関しては脳死で撃ってたわけではなく、ルギアの上から状態異常を撒いてきたり、着地際を狙って撃ってくる相手に対してしぜんかいふくと組み合わせてクッション役になれるのが強かった。
うたうの命中率が余裕で50%切ってた気がするのはご愛嬌。
5.バシャーモ@いのちのたま
特性:かそく
性格:ひかえめ
技構成:ブラストバーン/ねっさのだいち/ソーラービーム/バトンタッチ
実数値(努力値)
155-×-90-178(252+)-91(4)-132(252)
初手ダイマで荒らした後にルギアにバトンタッチを繋ぐ枠。マンムーとの同速対決など意識で準速CS振り。
主にカバルドン、ラグラージ、ガマゲロゲ辺りで起点作成から入ってきそうなパーティには積極的に初手に出していった。特にザシアン+カバルドン入りのパーティはこのどちらかが初手に出てくることがほとんどだったため、このポケモンで初手ダイマからバトンルギアでイージーWINできる試合が多々あった。
HD特化やタスキ持ちのカバルドンは勘弁してください。
6.ドラパルト@フィラのみ
特性:クリアボディ
性格:いじっぱり
技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/おにび/りゅうのまい
実数値(努力値)
195(252)-168(100+)-115(156)-×-95-162
シーズン終盤でもコロコロ入れ替えてた要改善枠。今シーズン一定数いたタスキ霊獣ランド+スカーフ黒バド+ザシアンを一体で崩せる枠として最終的に使ってました。
初手タスキ霊獣ランドに対してりゅうまいを2回積んで裏のポケモンまで貫くのが狙いですが、相手が珠アタッカーランドロスだった場合に何もできずにやられるのが嫌だと感じたため、霊獣ランドのようき珠ダイジェットを確定で耐えられるとこまで耐久に振り持ち物をフィラのみにした結果、+2ダイホロウでH振りザシアンが乱数でしか落とせないという本末転倒な感じになってしまった。
ただ上記の並びを狙い通り崩せた試合もあったので、このドラパルトの採用は結果的にはそこまで悪くなかったと思いたい。
【基本選出】
基本選出はなく、ルギアを後続に控えさせることだけ徹底して臨機応変に選出。
【キツかったポケモン、並び】
ホウオウ+ナットレイ
→ホウオウ、ナット両方に対して通していけるアタッカーがドラパルトしかおらず、ドラパルトも火力にそこまで割いてないため押し負ける。ステロ展開もホウオウがあつぞこブーツを持っていたりナットがたべのこしややどりぎで回復してくるので、削りがなかなか入れられない。
黒バド
→ゴースト技の一貫をきれるのがラッキーしかおらず、ラッキーも有効打がなくトリックやわるだくみサイコショックで簡単に崩される。元々ドラパルトの枠はブラッキーで使っていたのだが、ドラパルトに変えた結果よりキツくなってしまった。
【最後に】
今シーズン目標だった最終1桁順位を達成できて本当に嬉しいです。
ただ1位の方とはレートにかなり差が着いてしまったので、この結果に満足することなく今後は最終1位を目標に精進していきたいと思いますので、もしよろしければ今後とも応援よろしくお願いします。
【スペシャルサンクス】
・ポケモン対戦窓のみなさん
・今シーズンマッチングした全ての方々